マカオ通信
マカオ通信 2019年12月号

マカオ日本人渡航者数、10月は35%減に

香港デモ影響、宿泊率70%、モノ・マカオ拡大

 2019年10月にマカオを訪れた日本人渡航者数は、前年同月比34.9%減の1万6667人と大幅に減少した。言うまでもなく、香港のデモが本格化したことによるもので、10月の香港への日本人渡航者数は44.9%減とほぼ半減している。

 マカオへの日本人渡航者数は7月まではプラスで推移し、1〜7月累計は前年同期比9.9%増と約1割伸びて好調だった。しかし、8月から香港デモの影響を受け始め、8月が14.0%減、9月が15.7%減とマイナス幅が膨らみ、10月は一挙に34.9%減までダウンした。これにより、1〜10月累計は0.3%増とほぼ前年同期並みまでプラス幅は縮小し、11月以降の状況次第では前年同期を下回ることが予想される。

 7月までは、港珠澳大橋の開通効果やマカオ航空の成田路線のWデイリー化などの後押しもあり、日本からマカオへの渡航者数は順調に伸びていただけに、香港のデモによる渡航不安が安全なマカオにも影響を及ぼしたことは残念でならない。

 それでも、10月のマカオ入境の経路別内訳を見ると、港珠澳大橋の利用率は過去最高の26.7%まで高まっており、個人旅行者を中心に利用者は確実に増えている。今後、パッケージツアーで港珠澳大橋の利用が拡大すれば、一挙に橋の利用が浸透する可能性もある。

 また、上昇傾向にある宿泊旅行者率は9月、10月はさらに順調に伸び、遂に2カ月連続で初めて70 % 台を超え、1〜10月累計でも61.1%と6割台を突破した。

 マカオのホテルファシリティは毎年レベルが向上しており、宿泊滞在型観光に適したデスティネーションとして認知度は上昇している。今後はモノ・マカオツアーの促進に向けて、さらに宿泊率と宿泊日数を高めていくことが期待される。
 
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[イベント&祝祭日] 2019年12~20年2月
日本からマカオへの渡航者数
2018年 2019年 対前年比
伸び率(%)
宿泊旅行
者率(%)
1月27,55430,57811.057.0
2月19,92121,7719.353.1
3月34,19436,6367.153.3
4月21,77227,17924.867.0
5月29,86433,75313.059.1
6月24,88625,1511.163.3
7月20,43821,2544.063.4
8月20,26925,171-14.062.8
9月24,89220,983-15.770.5
10月25,58316,667-34.970.3
11月34,546   
12月32,879   
合計316,798259,1430.3 
12~2月の天気概況
12月は湿度が低く、晴れる日が多い。1月から2月は比較的寒いが天気の良い日が多い。服装はウールや厚手のジャケットまたはコートの着用がおすすめ。
夕焼けウォッチングの日没時刻もお忘れなく
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