マカオ通信
マカオ通信 2018年03月号

本で旅するマカオ

深夜特急1 -香港・マカオ- /沢木耕太郎

本で旅するマカオ
 著者・沢木耕太郎氏は、日本を代表するノンフィクションライター。「一瞬の夏」等の作品で、スポーツ・ノンフィクションのジャンルを切り開いた。スポーツを楽しむことよりも、その生き様を描く手法は、その後の日本のスポーツメディアに大きな影響を与えた。

 その著者のスポーツと並ぶ代表的ジャンルが「旅」で、この著書は壮大な旅の長編ノンフィクション「深夜特急」シリーズの序章、プロローグである。当時の若者には「深夜特急」と「地球の歩き方」が旅のバイブルと言われ、バックパッカーの必需品ともされた。

 マカオと言えばカジノのイメージは、著書や当時の映画・テレビ・小説にも描かれ、その偏ったイメージは、マカオの発展、時代の流れとともに払拭されようとしているが、中高年世代にはまだまだ根強く残る。

 著書の舞台の「カジノ・リスボア」は、当時のマカオを代表するホテルで、現在のホテル・リスボア。今はその隣に蓮の花を彩ったグランド・リスボアが立ち、来年はコタイ地区にグランド・リスボア・パレスが開業し、リスボアがマカオ半島地区から念願のコタイ地区へ進出する。著書の当時とは隔世の感がある。

 こうした著書に触発されて海外へ旅に出た人は多い。若者の海外旅行離れの話になると、その時の体験や留学経験を熱く語る人は少なくない。海外旅行に人生を重ねる時代ではない。今の若い人の方が、旅の楽しみ方を知っているようだ。

 世界を駆け巡った著者も、巻末の対談で「世の中で一番好きなところの一つはハワイ」。マウイ島の高級リゾートではなく、ワイキキにアパート借りて、風に吹かれながら過ごしたいと言う。ハワイよりもマカオに行って、「深夜特急」のエピローグを書いてほしい。
 
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日本からマカオへの渡航者数
2017年 2018年 対前年比
伸び率(%)
宿泊旅行
者率(%)
1月25,777 0.0 
2月27,058 0.0 
3月33,158 0.0 
4月20,240 0.0 
5月30,000 0.0 
6月22,662 0.0 
7月21,332 0.0 
8月29,857 0.0 
9月30,763 0.0 
10月  0.0 
11月  0.0 
12月  0.0 
合計240,84700.0 
3~5月の天気概況
日本では3月といってもまだ肌寒い日が残るが、マカオでは最低気温が15℃を超え、ぽかぽか陽気で過ごしやすい季節を迎える。そして4月、5月となると、早くも夏の気候に。帽子やサングラスなどの日差し対策はもちろん、クーラー対策に薄手の上着があるとよい。また、雨の日も多くなるため、折りたたみ傘などの雨具があると安心。
夕焼けウォッチングの日没時刻もお忘れなく
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