旧正月を祝う祝賀会、盛大に開催される
パレードに日本から沖縄エイサー琉舞チーム参加
左:ゴールデンドラゴンとライオンパレード、右:パレードに参加した沖縄のチーム マカオ政府観光局は、旧正月(春節)の初日の2月16日、聖ポール天主堂跡やセナド広場などで新年を祝う祝賀会を盛大に開催した。昨年マカオを訪れた旅行者数は3200万人超に達したが、新しい年がマカオの観光にとってさらなる飛躍の年となるよう願いが込められた。
238メートルものゴールデンドラゴンとライオンダンスが主な観光地を練り歩き、祝祭日を華やかに祝う人々に歓迎された。また、今年は戌年で、中国の十二支で犬は繁栄と敬虔の象徴とされることから、犬の祝典パレードが行われた。街はランタンや花々で溢れた。
2月18日の旧正月パレードには、日本からも沖縄エイサーや琉舞の踊り手らも参加し、マカオの旧正月を大いに盛り上げた。パレードには、計36チームから約1000名のパフォーマーが参加し、海外からはドイツ、スペイン、フランス、日本、ポルトガル、ロシアの6チームが参加した。
日本からは、沖縄の「創作芸団 REQUIOS」(獅子舞・エイサー)と、「舞踊団 飛琉(HARU)」(琉舞)が合同で、「REQUIOS/HARU」として参加した。パレードに参加した琉舞メンバーらは手を振ったり、エイサーメンバーは躍動感のある動きで太鼓を叩いて沿道の声援に応えた。また、パレード前日の17日には、世界遺産の「媽閣廟」で、マカオのライオンダンスに続き獅子舞を披露した。
観衆からは「日本らしい」、「キレのある動き」、「衣装が綺麗」などの声が寄せられ、日本とマカオの文化交流に一役買った。
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マカオ通信 2018年03月号 》ページ#1 》記事#4