マカオ通信
マカオ通信 2017年02月号
東西とうざい
 小欄タイトル「東西――」はいうまでもなく東洋と西洋を意味している。東西両文明がマカオで融合して独特な文化を創出する。そこから日本へは多くの文明と文化・文物が運ばれてきた。マカオは西欧世界と日本を結ぶ一大中継基地でキリスト教も実際のところはマカオ伝来といっても過言ではなさそう◆同時に鉄砲も上陸。戦国大名はマカオとの交易品に視線を集中する。その結果、コンペイトウ、カステラ、テンプラなどの食べ物をはじめ、カッパ、マント、カルタといった日常品が戦国日本の暮らしのなかに入ってくる。トラやラクダも珍獣としてお目見え◆グーテンベルクが発明した活版印刷もマカオから運ばれてきた一品だ。信長によってローマに派遣された天正遣欧使節の4少年が一五九〇年、帰国とともに持ち帰る。印刷出版はザビエルの宿願で巡察師ヴァリニャーノが長年にわたって日本での活用を計画していたもの◆4少年はマカオ滞在中に印刷技術を習う。帰国後は島原をはじめ長崎、京都でも活版印刷された。『伊曾保(イソップ)物語』『平家物語』など32冊がローマ字表記の日本語で発刊される◆印刷機は一六一四年のキリシタン大迫害でマニラに運ばれ、日本での活版印刷は幕末まで終止符が打たれた。当時の印刷機(レプリカ)はマカオ博物館に今なお鎮座している。一五九三(文禄二)年刊の『伊曾保物語』は文庫本、ワンコインで読める。次回のマカオ旅行ではぜひご検証、ご一読のほどを◆さて印刷によって情報伝達してきた『マカオ通信』は次回からはデジタル版に。紙面でのご愛読に感謝するとともに次回はデジタル面でお目にかかります。それとも、マカオ博物館の活版印刷機の前でお会いしましょうか。
 
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マカオ旅行者 2016年は3千万人に[CloseUpMacao] 石畳の街かど発食・エンタメ・ファミリーで商品化推進[東西とうざい]
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「食」テーマにマカオ女子会 17年マカオ展望セミナー開くメディア懇親会開く「教育旅行マニュアル」改定学びの新視点を追加♪マカオ・オーケストラ コンサート情報[イベント&祝祭日] 2017年3月~4月
日本からマカオへの渡航者数
2017年 2018年 対前年比
伸び率(%)
宿泊旅行
者率(%)
1月25,77727,5546.953.3
2月27,05819,921-26.455.7
3月33,15834,1943.151.2
4月20,24021,7727.663.0
5月30,00029,864-0.560.9
6月22,66224,8869.863.8
7月21,332   
8月29,857   
9月30,763   
10月    
11月    
12月    
合計240,847158,1919.8 
3 ~ 5 月の天気概況
日本では3月といってもまだ肌寒い日が残りますが、マカオでは最低気温の平均が15℃を超え、ぽかぽか陽気で過ごしやすくなります。そして4 月、5 月になると早くも夏の気候になります。帽子やサングラスなどのほか、クーラー対策に薄手の上着があるとよいでしょう。また、雨の日も多くなりますので、折り畳み傘など雨具を持っていくと安心です。
夕焼けウォッチングの日没時刻もお忘れなく
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